そういえばあまり製品についての話をしてこなかったですね。
今日は製品について少し書こうと思います。

まずはこの製品について書かないといけないですね。
LUBIRD MOTO RACING 4Tシリーズ

(写真は15W-50)
LUBIRDはこの製品ができたからこそ(正確には4輪用のSSRも。後日書きます)立ち上げたものといっても過言ではありません。

LUBIRD製品はここにもある通り、

PROTECT TO ATTACK
攻めるために守るを合言葉に
エンジンなどの金属面の絶対保護を掲げています。

製品て買ってもらわなきゃ話が始まらないので、そのためにエンジンの吹け上がりの良さや、馬力の向上などが売り文句としてうたいたいですよね。あとはエステル100%とかとか、、、

でも実際オイルって何が一番重要なのかって金属面同士の摩耗を減らす事、これに尽きると思うんですよね。だからそこに重きを置いて開発したんです。売り文句が地味になっちゃいますが、、、
その地味さをふまえ製品の良さをアピールするのが難しい!この製品の良さである金属面の耐摩耗性能の度合いがユーザーさんに伝わるのかって話です。エンジンオイルならエンジンを開けなければ答えがわからないってことですから。

耐摩耗性能についての検証はブランド力がないオイルなのに当初から協力して頂いている全日本のチームや、T.O.Tをはじめとする旧車レースに造詣の深いチームの皆様には感謝でいっぱいでございます。

上記の通りエンジンの摩耗については様々なところで検証いただき、




良くも悪くも結果をふまえ

各ショップ様をはじめとするユーザー様から年間を通じて使用して頂き、エンジンを開けた時の状況から評価をしてもらいました。きちんとした評価を頂けるのは1年から2年はかかりますね。
その結果を踏まえて選んでいただけるのは本当に嬉しいものです。

 

そしてもう一点

ライダーのフィーリングに関する満足度の向上です。
製品を購入して使用していただくからには、そのユーザーさんには喜んでもらいたい。

そこでこのMOTO RACING 4Tを開発するにあたりもう一つ拘った事があります。
シフトフィーリングの向上

ですね。

体感なのでユーザーさんにはわかりやすい。
もっと口語的に表現させてもらうと、
オイル交換後すぐのシフトフィーリングでヘルメットの下で
『にやっ』
て、してほしい!
これならユーザーさんに直感的に製品の良さが伝わる!

ですが数値で表現できる所とできない所の違いを探し出すことがとても難しいため、とにかく検証数を増やし良い所を突き詰めてきました。オイルメーカー泣かせなんです。フィーリングって。

オイルってどこまで突き詰めてもすべての車両に完璧にマッチするって有りえない。それでも少しでもマッチする可能性は上げていきたい。

そんな想いで開発しました。
苦労しましたが結果として良いものができたなって思っています。

 

 

毎日出荷するたびに

今日もどこかで

『にやっ』

てしているのかな
と思うと頑張れるなーなんて思う
そんな製品なのでした。

めでたしめでたし

あ、あんまり技術的なこと書かなくてすみません。
こんなご時世なので、普段あまり書かない『想い』をちょっとだけ書かせていただきました。